自然豊かな福島は、実は怖い心霊スポットや廃墟が多く存在する場所でもあります。かつて遊園地として栄えた場所が廃墟になっているなど、実は不気味な福島の心霊スポットについて調べました。また、福島に現存するゴーストタウンについても、ご紹介します。
福島で危険度の高い心霊スポットを調査してみた!
福島には、実は多くの心霊スポットがあるということを知っているでしょうか。福島と言えば、自然が豊富で温泉も多く、食事も美味しい…というイメージが強いと思いますが、実は危険なことで有名な心霊スポットが多く存在する県でもあります。
中には、普通に観光スポットとして県がPRをしている場所や、かつて遊園地として人気の会った場所、心霊スポットではないものの、ゴーストタウン化してしまったエリアもあったりするのですが、何の情報も持たずに行くと、うっかり危険な目に遭ってしまうかもしれません。そうなる前に、事前に正しい知識を持って福島を訪れるようにしましょう。
自然豊富な福島は心霊スポットも豊富
福島に存在している心霊スポットの多くは、自然豊かな場所にあります。絶景が見られる場所もあれば、アクセスの良い場所で遊園地として親しまれていたものの、今は朽ち果ててしまった場所もあります。素晴らしい場所であることに変わりはありませんが、心が弱っているときに訪れてしまうと、あちらの世界に引きずられてしまうかもしれません。
また、福島の心霊スポットには立入禁止だったり進入禁止だったりする場所も多く存在しています。理由は、土砂崩れなどの自然災害から、私有地であるためなど様々ですが、うっかり立入禁止の場所や区域に入ってしまわないようにしましょう。
怖い体験をした証言も多数
実際、福島の心霊スポットや廃墟には危険なものが多く、怖い思いをしたという証言も多く寄せられています。ちょっと怖かった、という程度のものから、本当に命の危険を感じたというものまで、大小様々な証言があります。
芸能人や霊能力者の人たちでも実際に体験したことがあるという場所もあるくらいなので、最恐の心霊スポットであることは間違いありません。それを踏まえて、遊園地などと同じようなレジャー気分で心霊スポットに向かわない、ということも心がけておいてください。
福島の行ってはいけない心霊スポット11選!
では、実際に福島の最恐心霊スポットを11箇所、ご紹介します。それぞれの心霊スポットに、一体どんな謂れがあるのか、どんな体験談や証言があるのか、訪れる際にはどんなことに気をつければ良いのか、など、様々な情報をお伝えします。
先ほどもお話しした通り、中には有名な観光スポットとなっている場所もあるので、うっかり危険な目に遭わないよう、福島での観光で心霊スポットを訪れる際には十分注意してください。また、各心霊スポットの禁止事項は絶対破らないよう、マナーを守ることも心がけましょう。
福島の心霊スポット①雪割橋
雪割橋は、福島の絶景スポットとしてとても人気の観光地の一つです。特に、紅葉の時期は地上50メートルの高さの橋を一面の紅葉が取り囲む、非常にきれいな場所でもあります。しかし、実は自殺の名所としてもよく知られていて、自殺者がさらに自殺者を引き寄せている、という噂もあるほどです。
実際、夜中にこの場所で写真を撮ると無数のオーブが写ったり、過去に自殺した女性の霊が見えたり、エンジンが突然停止してかからなくなったり…という怖い証言も多く寄せられています。また、橋自体の欄干が低く危険度が高いということもあるので、特に夜中に橋に近づくのはやめておきましょう。
雪割橋の基本情報
【名称】 | 雪割橋 |
【住所】 | 福島県西白河郡西郷村大字真船小萱62 |
【アクセス】 | JR東北新幹線新白河駅から車で約20分 東北自動車道白河ICから車で約20分 |
【備考】 | 老朽化により、大型バスは進入禁止 |
福島の心霊スポット②旧三森トンネル
旧三森トンネルは、県道6号線の旧道にひっそりと存在している、現在は使用されていないトンネルです。土砂崩れや整備不良が重なり、現在はたどり着くのも困難になっている場所なのですが、そもそも三森峠自体が霊を呼び寄せやすい怖い場所であるという話なので、近くを通る際には注意が必要です。
三森トンネルを通ると車全体に子供の手形がついていた、脇の公衆電話ボックスに霊が佇んでいる、首無しライダーが出る…など、様々な証言が寄せられています。特に夜中の体験談が多いので、怖い目に遭いたくないなければ夜間に面白半分で三森峠付近に近づくのはやめておきましょう。
旧三森トンネルの基本情報
【名称】 | 旧三森トンネル |
【住所】 | 福島県郡山市逢瀬町多田野 |
【アクセス】 | 東北新幹線新白河駅から車で約1時間 |
【備考】 | 現在は土砂崩れ・整備不良のため進入禁止 |
福島の心霊スポット③いわき賽の河原
いわき賽の河原の河原は、とても有名な水子供養・夭折供養の場所です。幼くしてなくなった子供の魂が行き着く場所、と言われており、ここで親に不幸を詫びながら石を積むと成仏できる、とされていますが、夜になるとやってくる鬼が、その石を崩してしまうんだそうです。
この場所は、本来幼い子供を亡くした親が供養に訪れるところなので、面白半分に立ち寄ったり、親子の思いを汚すような行いをすることで、怖いことが起こると言われています。特に深夜に向かう際は、足元がとても悪い場所なので、粗相しないよう注意が必要となります。
いわき賽の河原の基本情報
【名称】 | いわき賽の河原 |
【住所】 | 福島県いわき市平薄磯北ノ作352 |
【アクセス】 | JR常磐線いわき駅から車で約25分 |
【備考】 | 特になし |
福島の心霊スポット④常葉少年自然の家
常葉少年自然の家は、東京都中野区が福島県内に所有している林間学校でした。東日本大震災の際、福島原発から32kmしか離れていないということで利用されなくなったのですが、それ以前から心霊スポットとして様々な証言は絶えなかったようです。
実際の体験談でも、林間学校として使用されていた頃から1室だけ心霊現象が起きる部屋があり、押入れに血の跡が浮き上がったり、白い靄がかかったり、という証言がありました。今でも、常葉少年自然の家付近で写真を撮ると怖い男性の顔が浮かんでいた、オーブがたくさん写っていた…など、怖い現象は起こっています。
常葉少年自然の家の基本情報
【名称】 | 常葉少年自然の家 |
【住所】 | 福島県田村市常葉町山根鰍5-29 |
【アクセス】 | JR磐越東線磐城常葉駅から車で約15分 |
【備考】 | ・施設付近に駐車スペースあり ・中野区所有のため、勝手な侵入禁止 |
福島の心霊スポット⑤御霊櫃峠
御霊櫃峠は、福島県内でも有名な夜景スポットであり、紅葉の季節になると紅葉の絶景スポットとしても人気の場所ですが、実は心霊スポットとしても有名なところです。車で行くと、帰りに霊を引きずってしまうという怖い噂があるので、帰る際には後ろにも十分に気をつけてください。
こちらでは、かつてこの峠で跋扈していて退治された山賊の霊から、首を吊っている背広姿の男性など、様々な時代の霊の目撃証言があります。夜景スポットとして有名な場所なので夜に向かいたいのは間違いないですが、くれぐれも霊を連れ帰らないよう注意しましょう。
御霊櫃峠の基本情報
【名称】 | 御霊櫃峠 |
【住所】 | 福島県郡山市逢瀬町多田野 |
【アクセス】 | JR東北新幹線郡山駅から車で約35分 郡山ICから車で約25分 |
【備考】 | ・約10台分の駐車スペースあり ・5月下旬〜6月上旬になるとヤマツツジの見頃でもある |
福島の心霊スポット⑥滝沢峠
滝沢峠は、かつては参勤交代や物資の流通に欠かせない街道として、会津の街を支えてきました。しかし今では、深夜になると命の危険を伴う怖い霊が出没するとして有名な心霊スポットとして多くの人たちに恐れられています。そもそも危険な急カーブが多いエリアでもあるので、車で通る際には十分注意してください。
この心霊スポットで最も有名な証言は、深夜にこの峠を通ると赤い三輪車に乗った幽霊が追いかけてきて、その三輪車に追い越されてしまうと事故を起こしてしまう、というものです。また、バックミラーにだけベビーカーを押すおばあさんが映る、などという目撃証言もあります。
滝沢峠の基本情報
【名称】 | 滝沢峠 |
【住所】 | 福島県会津若松市一箕町大字金堀古道 |
【アクセス】 | ハイカラさん・あかべぇ「飯盛山下」から徒歩10分 |
【備考】 | ・ツーリング、ドライブスポットとしても有名 ・駐車場なし |
福島の心霊スポット⑦上蓬莱橋
上蓬莱橋は、阿武隈渓谷にかかっている橋で、地元では自殺の名所としても有名な場所です。あまりにもここから飛び降りる人が多かったためか、今では転落防止のために約2mほどの柵がかけられていますが、未だにこの地で亡くなった霊が彷徨っているのか、多くの体験談が聞かれます。
最も多い体験談は、この橋の近くに来ると体調が悪くなる、というものです。寒気がする、頭痛や吐き気がするなどの体調不良が相次ぐため、敏感な方は特に注意が必要です。また、あちらの世界に連れていくために霊が触れてくる、という体験談も多く聞かれています。怖いのが苦手な人、霊感の強い人は、なるべく近づかないようにすることをおすすめします。
上蓬莱橋の基本情報
【名称】 | 上蓬莱橋 |
【住所】 | 福島県福島市松川町金沢船場 |
【アクセス】 | JR福島駅から車で約25分 JR福島駅からバスで約35分 |
【備考】 | あまりにも自殺者が多かったため、 現在は防止用の柵を設置 |
福島の心霊スポット⑧湯ノ岳パノラマライン
湯ノ岳パノラマラインは、福島県いわき市では最も有名なドライブスポットの一つです。特に走り屋の方が好きそうなコースになっているため、事故が多発しやすく、自然と心霊スポットにもなってしまったようです。急カーブが多いエリアなので、ドライブで来る際には十分注意してください。
ここは事故死した霊の目撃証言が非常に多いエリアですが、展望台駐車場にあるトイレでは、施設内で自殺したとされる霊の目撃証言も多く寄せられています。特に夜に訪れる際には、トイレには近づかないようにしたいものです。
湯ノ岳パノラマラインの基本情報
【名称】 | 湯ノ岳パノラマライン |
【住所】 | 福島県いわき市常磐藤原町 |
【アクセス】 | 湯本駅から車で約20分 いわき湯本ICから車で約10分 |
【備考】 | 観光スポット、夜景スポットとしても有名 |
福島の心霊スポット⑨高麗橋
高麗橋は、JRいわき駅からほど近い場所にある小さな陸橋です。一見すると普通の陸橋なので、気づかず通り過ぎてしまう人も多いのですが、かつてはここが自殺の名所で、陸橋の上から飛び降り自殺をする人が相次いだため、別名「幽霊橋」とも呼ばれています。
この陸橋の下を、いわき駅に向かって通っていると、橋から女性の霊が車に向かって落ちてくるという怖い体験談はとても有名で、他にも陸橋を歩いて通る際には、絶対に後ろを振り返ってはいけないという証言もあります。もし振り返ってしまうと霊に取り憑かれてしまうそうなので、十分に注意してください。
高麗橋の基本情報
【名称】 | 高麗橋(幽霊橋) |
【住所】 | 福島県いわき市平杉平19-5 |
【アクセス】 | JRいわき駅から徒歩で約15分 |
【備考】 | 国道399号線上にある小さな陸橋なので、見落としに注意 |
福島の心霊スポット⑩母畑湖
母畑湖は、年中釣りが楽しめる釣りスポットとして有名なダムです。また、四季折々の眺めもとても良いため、のんびりしたい、ということで地元の人もよく訪れているようです。しかし、過去にこの湖で自殺した人がいて、その霊の目撃証言が相次いだことから、心霊スポットとしても有名になりました。
ダムの底には、かつて廃村となった集落の墓地があるとも言われており、その霊なのか、ダムとなった後に自殺や事故で亡くなった人の霊なのかは不明ですが、よくこの湖の上に浮かんでいる女性の霊が目撃されています。
母畑湖の基本情報
【名称】 | 母畑湖 |
【住所】 | 福島県石川郡石川町大字母畑字梅木入 |
【アクセス】 | ・磐城石川駅からバスで20分 ・石川・母畑ICから車で1分 ・福島空港から車で10分 |
【備考】 | 釣りポイントとしても有名な湖 |
福島の心霊スポット⑪仙人沢トンネル
仙人沢トンネルは、国道114号線上にある浪江町付近のトンネルです。このトンネルは、かなり危険な幽霊がいると有名な心霊スポットで、通る際には十分な注意が必要となります。実際、原因不明の事故に遭ったことがあるという人が多いのも、このトンネルの特徴です。
このトンネルでは、普通に走行していただけなのに、気づいたら逆走していて事故に遭った、という怖い体験談が多く寄せられています。また、トンネルの壁から人の顔が浮かび上がったのを目撃した、という人もいます。なるべくトンネルには近づかない、というのが、危険を回避する唯一の方法かもしれません。
仙人沢トンネルの基本情報
【名称】 | 仙人沢トンネル |
【住所】 | 福島県双葉郡浪江町大字室原 |
【アクセス】 | JR浪江駅から車で約20分 |
【備考】 | 特になし |
福島の恐ろしい心霊廃墟9選!
福島には、廃墟となってしまった心霊スポットというものもたくさんあります。自然の中にある、ということではなく、かつては人が暮らしていた、人が多く集まっていた遊園地などの場所が、廃墟となってしまったことで霊を棲みつかせてしまった、ということなのかもしれません。
今回は、そんな廃墟の中でも特に有名な9箇所をご紹介します。心霊スポットとしても有名な場所で、かつて遊園地だったなどアクセスの良い場所も多いのですが、訪れる際にはくれぐれも注意し、できれば立ち寄った後はお祓いなどにも行っておくことをおすすめします。
福島の心霊廃墟①高子沼グリーンランド
福島市にある「高子沼グリーンランド」は、かつては県内最大の遊園地として多くの人で賑わっていた場所です。しかし現在は遊園地施設の老朽化、そして遊園地内で起こった様々なトラブルにより、1999年に閉鎖となりました。その後、約20年もの間遊園地のまま放置された結果、廃墟となってしまったそうです。
現在では遊具類も撤去され、遊園地の面影はなくソーラーパネルが設置されている状況ではありますが、心霊スポットとしての目撃証言も非常に多く、遊園地の入口付近に男性の霊が出没したり、遊園地時代のジェットコースター付近に行くと女性の悲鳴が聞こえるなど、未だに心霊の噂が絶えない場所となっています。
高子沼グリーンランドの基本情報
【名称】 | 高子沼グリーンランド |
【住所】 | 福島県福島市瀬上町沼西1 |
【アクセス】 | ・高子駅から徒歩で約10分 ・向瀬上駅から徒歩で約10分 |
【備考】 | ・かつて遊園地だった場所 ・現在はソーラーパネルが設置されている ・私有地のため勝手な立入禁止 |
福島の心霊廃墟②幽霊ペンション
幽霊ペンションは、正式名称を「翁島ペンション」と言い、メディアでも多く取り上げられている全国的にも有名な廃墟兼心霊スポットです。かつて、このペンションのオーナーだった人物が自殺したとか、一家心中した、お客さんが自殺した、など、様々な証言があります。
また、実際の体験談も多く、軽いものだと車のエンジンがかかりづらくなる、というものから、二階から女性の霊が見つめている、子供の手形が窓に無数についている、写真に生首が写っていたというものまで様々です。中には霊に話しかけられた、という体験談もあるので、向かう際にはくれぐれも注意してください。
幽霊ペンションの基本情報
【名称】 | 幽霊ペンション |
【住所】 | 福島県耶麻郡猪苗代町磐根大神1652-22 |
【アクセス】 | ・JR翁島駅から車で約3分 ・JR翁島駅から徒歩で約15分 |
【備考】 | ・周辺に目立った目印なし ・森の中の孤立した白い建物 ・私有地のため、無断での侵入及び物品持ち出しは禁止 |
福島の心霊廃墟③弁天山の廃屋
弁天山自体も心霊スポットとして有名ではあるのですが、中でもこの洋館風の廃墟付近は非常に危険な場所です。実際、檻が設置された部屋や、飼育小屋として使用されていたような形跡のある部屋もあり、昼間に見てもかなり不気味な印象を受けます。
こちらの廃墟は、ある病院の院長が別荘として建てたという噂があるのですが、誰もいないはずの廃墟なのに、中に人の気配を感じたり、写真を撮ろうとすると壊れたり、スマホの電源が落ちたりと、奇妙な体験談報告が多く寄せられています。
弁天山の廃屋の基本情報
【名称】 | 弁天山の廃屋 |
【住所】 | 福島県福島市小倉寺西物見7-2 |
【アクセス】 | ・JR福島駅から車で約10分 ・JR福島駅から徒歩で約30分 |
【備考】 | 近隣に弁天山公園、厳島神社があるので、 そこを目指すとアクセスがわかりやすい |
福島の心霊廃墟④湯野上観光ホテル
湯野上観光ホテルは、別名「下郷ホテル」とも呼ばれている廃墟ホテルです。1981年に開業したものの、わずか2年で廃業となり、そこからずっと放置され続けている、県内ではとても有名な廃墟です。誰もいないはずなのですが、1999年と2007年に不審火が出たこともあり、不気味な場所としてひっそり佇んでいます。
この廃墟で最も有名な体験談は、地下室に首だけしかない霊が現れる、というものです。どういう謂れがあるのかは不明ですが、かつてホテルが開業していた頃には戊辰戦争時代の武士らしき複数の霊が襲撃してきた、という目撃証言があることから、戊辰戦争時代の霊である可能性が高いとされています。
湯野上観光ホテルの基本情報
【名称】 | 湯野上観光ホテル |
【住所】 | 福島県南会津郡下郷町大字高陦寄神乙1420 |
【アクセス】 | 会津鉄道会津線・湯野上温泉駅から徒歩で約15分 |
【備考】 | 別名「下郷ホテル」とも呼ばれている 私有地のため、勝手な立入禁止 |
福島の心霊廃墟⑤横向温泉ロッジ
福島県内では、幽霊ペンションと並んでとても有名な心霊スポットとして「横向温泉ロッジ」が挙げられます。こちらのロッジは5階建てで地下室もあり、かつてはプールも設置されていたかなり大きな廃墟となっています。
この廃墟で特に危険なのは地下室で、かつて稲川淳二さんが地下の大広間に足を踏み入れた際に圧倒された、という逸話があり、中に入ってしまうと正気を保っていられないとも言われています。他にも、子供の霊が多く棲みついていて、3階の窓から手を振る男の子や、浴室に出没する女の子の霊が有名です。
横向温泉ロッジの基本情報
【名称】 | 横向温泉ロッジ |
【住所】 | 福島県耶麻郡猪苗代町大字若宮横向山甲2975 |
【アクセス】 | 猪苗代駅から車で約50分 |
【備考】 | 私有地のため、勝手な立入禁止 |
福島の心霊廃墟⑥祈祷師殺人事件の家
「祈祷師殺人事件の家」は、かつて祈祷師と名乗っていた女性によって、6人もの信者が殺害されてしまった、という、いわく付き物件の廃墟です。ここには事件発覚前、10人以上の信者が共同生活を送っており、家族同士で殺害させたり、亡くなった親の傍らで子供が生活をしていたりと、異常な状況だったそうです。
その際の家は未だに取り壊されておらず、廃墟として閑静な住宅街に佇んでいます。私有地のため、詳しい体験談が多く寄せられている訳ではありませんが、事件から20年以上経った今でも異様な空気を周囲に放つ、不気味な廃墟の一つです。
祈祷師殺人事件の家の基本情報
【名称】 | 祈祷師殺人事件の家 |
【住所】 | 福島県須賀川市小作田竹ノ花15-5 |
【アクセス】 | 川東駅から徒歩で約15分 川東駅から車で約5分 |
【備考】 | 私有地のため、勝手な立入禁止 また、住宅街のためむやみと騒ぐのも禁止 |
福島の心霊廃墟⑦バケーション千本桜
バケーション千本桜は、白河ICの南方面に位置する廃墟です。今でも分譲されているのでは、という話もありますが、当時別荘地としての開発に失敗し、さらに心霊スポットとしても有名な場所になってしまったことで、現在も廃墟状態になってしまっているというエリアとなっています。
有名な体験談としては、封鎖された道路を入って右側にある廃墟の2階から、女性の霊が外を見ているというものです。さらに、この地に肝試しに来た人たちの多くが車のエンジントラブルに見舞われたり、中には女性の叫び声を聞いた、という人もいます。特に夜の目撃証言が多いようなので、十分注意してください。
バケーション千本桜の基本情報
【名称】 | バケーション千本桜 |
【住所】 | 福島県西白河郡西郷村大字小田倉勝負沢60-3 |
【アクセス】 | ・JR白坂駅から車で約10分 ・白河ICから車で約30分 |
【備考】 | 特になし |
福島の心霊廃墟⑧阿武隈高原温泉廃墟
阿武隈高原温泉廃墟は、1998年に総合レジャー施設として開発されたホテルが、2006年に閉館したことで廃墟となってしまったエリアです。近隣には、ホテルの他にもキャンプ場やバーベキュー場、温泉、結婚式場などもあったそうですが、現在は完全に廃墟となってしまっています。
具体的な体験談が寄せられている訳ではないのですが、この廃墟でかつて自殺者が出た、という噂があり、多くの人が肝試しにやってくることで、心霊スポットとして有名になってしまいました。なお、こちらの廃墟は私有地のため、基本的に噂のある場所は立入禁止区域です。
阿武隈高原温泉廃墟の基本情報
【名称】 | 阿武隈高原温泉廃墟 |
【住所】 | 福島県田村市大越町早稲川鬼五郎122 |
【アクセス】 | JR菅谷駅から車で約20分 |
【備考】 | 私有地のため立入禁止 |
福島の心霊廃墟⑨赤い部屋
こちらは、廃墟となった古いアパートの一室が心霊スポットとなっている場所です。赤いブラインドがかかっていることから、「赤い部屋」と呼ばれるようになりました。かつて赤い部屋に住んでいた赤ちゃんの泣き声でノイローゼになってしまった男性が自殺し、さらに赤い部屋に住んでいた家族も一家心中した、という噂があります。
深夜に赤い部屋に入ってしまうと黒電話が鳴り響いたり、部屋の中にある三面鏡に人ではないものの姿が映る、という体験談が多く寄せられています。さらに、数年前に不審火が発生したこともあるということなので、侵入する際にはくれぐれも注意が必要です。
赤い部屋の基本情報
【名称】 | 赤い部屋 |
【住所】 | 福島県西白河郡矢吹町神田西138 |
【アクセス】 | ・JR川辺沖駅から車で約5分 ・JR川辺沖駅から徒歩で約35分 |
【備考】 | 特になし |
福島のゴーストタウンとは?
最後に、福島に現存するゴーストタウンについて、ご紹介します。こちらは心霊スポットではなく、2011年に発生した東日本大震災によってゴーストタウン化してしまった街、「浪江町」のことを指します。原発事故が起こり、計画的避難区域に指定されたことで、急にゴーストタウン化してしまいました。
ゴーストタウン化している、というだけで、決して怖いエリアではないのですが、今でも福島にはゴーストタウンになってしまっているエリアがあります。このゴーストタウンが現在どうなっているのかについても、正しい知識を持っておきましょう。
時間が止まってしまった町
大震災も原発事故も急なことだったため、2011年3月に突然ゴーストタウン化してしまった町として、浪江町は今でもひっそりと、ゴーストタウン状態のまま、人々の帰りを待っている状態です。
なお、2019年3月には浪江町内でも一部地域の避難指示が解除され、そのエリアでは居住が可能になるなど、少しずつですがゴーストタウンとなってしまっているエリアは減少しつつあります。しかし、現在でもゴーストタウン化してしまった全てのエリアが全て完全復興した訳ではありません。
人が暮らせる町への復活を願う
今はまだ、ゴーストタウンの完全復活とは言えない状態ですが、それでも少しずつ人々の姿が浪江町に戻りつつあります。さらに、お店や銀行など、浪江町に暮らす人々のライフラインとなる施設も、復活を始めました。これから先、浪江町がかつての賑わいを見せ、多くの人で溢れる地になることを願ってやみません。
最初にお話しした通り、東日本大震災の影響でゴーストタウン化してしまっただけで、内部が心霊スポットになった訳ではありません。遊び半分でゴーストタウン化したエリアに入ったりしないよう、くれぐれも注意してください。
福島の心霊スポットは遊び半分で行くのは危険!
福島には、これだけ多くの心霊スポットがあるということが、お分かりいただけたと思います。福島の心霊スポットには、旧遊園地の廃墟や旧ロッジの廃墟など、本当に怖い場所が多く存在するので、くれぐれも遊園地気分で行かないことが大切です。さらに、現在は立入禁止となっている場所もあるので、むやみと侵入しないよう注意しましょう。
なお、特に危険な心霊スポットに向かった後は、必ずお祓いなどをしてもらって身を清めることも大切です。怖い霊が取り憑いてしまって妙な体験をしてしまわないよう、心霊スポットに向かう際には前後の処理にも気をつけるようにしてください。


