大都会の東京都には、都心から離れると廃墟がいろいろあるのは知っていましたか?心霊スポットとしての噂がある廃墟から、映画などのロケ地として利用された廃墟までそろっています。東京都内の廃墟について入れるかどうかも含めてまとめました。
東京にも廃墟がある?
高層ビルが並ぶ東京は、大都会都いう言葉の通りに観光客などで賑わっています。そんな東京には、都心から離れてみると廃墟が現在も残されているのは知っていましたか?廃墟マニアの間でも話題を集めている東京の廃墟などがたくさんあります。
その中でも注目を集めているのは、心霊スポットとしての廃墟や映画などの撮影に使われたことがあるロケ地となると廃墟などです。
一言で廃墟と言っても楽しみ方はいろいろあると言えるでしょう。中に入れる廃墟もあれば、立入禁止にされている廃墟などもあります。今回当記事で紹介していくのは、東京で入れる廃墟や東京でロケ地となっている廃墟などについてになります。
東京の廃墟の見どころ
今回は東京都内のいろんな廃墟を紹介していくのですが、廃墟と聞くとアクセスを躊躇ってしまう方も少なくないのではないでしょうか?都心から離れてしまうことが多い廃墟になりますが、東京都内の廃墟には魅力があるのでおすすめになります。
そこで、まず初めにと廃墟にアクセスしたことがない方に知ってもらいたい東京都内の廃墟の見どころについて紹介していきます。廃墟というだけで敬遠していた方も、見どころをチェックして東京都内の廃墟の魅力を感じてみてください。
アクセス可能な入れる廃墟もある
東京都内には冒頭で紹介したようにいろんな廃墟があるのですが、アクセスが可能で中に入れる廃墟もたくさんあります。中に入れる廃墟は、長い歴史を感じることもできるのでアクセスする際には入れるかどうかをチェックしておくのがポイントです。
当時のそのままの造りは廃墟マニアにも人気がある場所もあるので、いろんな想いを感じながら入れる廃墟は散策をして楽しむことができるでしょう。
外から見るだけではわからないようなことも、中に入れる東京都内の廃墟の場合には知ることができます。廃墟と言えば心霊スポットと言われることも多いのですが、心霊スポットとしてだけではない魅力を知ることができるのが廃墟探索と言えるでしょう。
ロケ地になった場所がある
長い年月によって朽ちている廃墟も東京都内にはありますが、中にはロケ地として利用されている廃墟もあります。映画などのロケ地となっている場所もあるので、ロケ地巡りで東京都内の廃墟にアクセスする方も多いです。
ロケ地で使われている廃墟は、比較的綺麗な形で残っている廃墟などが多いのでアクセスしやすいのではないでしょうか。気になる作品がある場合には、ロケ地場所を調べてアクセスしてみるのもおすすめの楽しみ方の一つになります。
東京の観光スポットのようになっている廃墟おあるので、廃墟巡りとしてだけではなく東京観光の一つとしても楽しめるでしょう。
東京の廃墟散策をする時の注意点
次に東京都内の廃墟探索をする際の注意点について紹介していきます。東京都内の廃墟探索を始めて行う方などは、事前にしっかり注意しておかないと危険が伴ってしまいます。また、犯罪行為になってしまう可能性もあるので注意しなくてはいけない。
ここでは、全部で3つの注意点について紹介していきます。今回紹介していく東京都内の廃墟にアクセスする際にも必要な注意点です。アクセスする東京都内の廃墟に関わらずに気をつけなくてはいけないので、まずは順番にチェックしていきましょう。
マスクや懐中電灯などの道具を準備
最初に紹介するのは、東京都内の廃墟探索で必要不可欠となるマスクや懐中電灯についてです。廃墟は、長いこと人が出入りしていない建物になるので雨風にさらされて危険な箇所もあります。そのため灯りとなる懐中電灯は大事なアイテムと言えるでしょう。
また、埃などから守ってもらうと意味でもマスクは必要なアイテムになります。忘れてしまった場合には、外から見るだけにしておくのがおすすめになります。
中に入れる東京都内の廃墟の場合には、さらに軍手もあると便利です。廃墟内の物に手を触れてしまう可能性もあるので、準備をしておくと安心して探索できるでしょう。一般的な観光スポットとは違いがあるので、廃墟探索時は注意してください。
無許可での侵入は違法行為
次に注意しなくてはいけないのが、入れる廃墟か入ってはいけない廃墟かです。立入禁止の看板を出している廃墟などは中に入れる廃墟とは異なってしまいます。外から見る分には問題ありませんが、中に入ってしまうと不法侵入になってしまいます。
実際に動画撮影でアクセスして廃墟に入った方では逮捕者も出ているので、注意が必要になります。中に入りたい場合には所有者などに許可をもらうようにしましょう。
廃墟だから入っても関係ないと考えて行動してしまう方も多いのですが、自分の家に人が入り込んだ時に同じようにしょうがないと片付けられるのかを考えてみるのがおすすめ。人に迷惑をかけてしまわないように、ルールは守るようにしましょう。
心霊の噂があるスポット
先ほども少し触れましたが、廃墟と言えば心霊スポットと結び付けられることが多いです。特に事件や事故などがあった場所は、気がつけば心霊スポットと呼ばれていることもあります。そのため、ロケ地となる廃墟などでも心霊スポットの場合があります。
中には心霊スポットとしても有名な廃墟があるので、ロケ地巡りだけではなく心霊スポットが好きな方でも楽しめるでしょう。中には多くの心霊現象が報告されている廃墟などもあるので、心霊系が好きな方にも東京都内の廃墟はおすすめになります。
今回紹介する東京都内の廃墟でも心霊スポットがあるので、東京都内の心霊スポットを探している方もチェックしてみてください。
東京にある廃墟を一挙ご紹介
ここからは東京都内にある廃墟を一挙紹介していきます。雰囲気が楽しめる廃墟などがそろっているので、廃墟巡りが好きな方にもおすすめ。
それぞれの東京都内の廃墟へのアクセス方法なども紹介していくので、ロケ地巡りなどでアクセスする際には参考にして見てください。
東京のノスタルジックな雰囲気の廃墟
さっそく東京都内にある廃墟を紹介していくのですが、先ほども触れたように雰囲気を楽しめる廃墟などがあります。ノスタルジックな雰囲気も楽しめるので、廃墟散策時には楽しんでみましょう。また、日中と夜間でも違う雰囲気を楽しむことができません。
全部で7ヵ所の東京都内の廃墟を紹介していきます。それぞれの廃墟へのアクセス方法などについても紹介していきます。どんな廃墟になっているのかをチェックしながら、初めての方も参考にしてとうk廃墟の魅力を満喫してみましょう。
ツタの絡まる廃校 旧台東区立下谷小学校
最初に紹介する東京都内の廃墟は、駅から徒歩でアクセスできる廃校で「旧台東区立下谷小学校」です。校舎全体を覆うツタが不気味さを醸し出しているとも言われている廃校。1923年に起きた関東大震災の際に、復興校として建設された小学校になります。
廃校となったのは1990年とされているので、極端に古い歴史がある小学校というわけではありません。中には入れる廃校ではないので、外から景色を見るだけにしましょう。最寄り駅は上野駅で、徒歩で約3分の場所にあるのでアクセスしやすいでしょう。
住所 | 東京都台東区東上野4-7-7 |
人気の鉄道遺構 晴海橋梁
次に紹介する東京都内の廃墟は、鉄道遺構として人気を集めている「晴海橋梁」です。東京都港湾局専用線として活躍していた路線になるのですが、当時の歴史を感じられる廃線と言えるでしょう。廃止となったのは平成元年の1989年となっています。
現在では活用も検討されていると言われているのですが、老朽化も進んでいるので危険とも言われています。遠目で見るだけでも高度成長期などを感じられるでしょう。
こちらの廃線もアクセスがしやすいのが特徴になっています。最寄り駅となるのは、東京メトロ有楽町線・ゆりかもめの豊洲駅です。徒歩で約8分の場所にあるので、気軽にアクセスできる廃墟としておすすめの一つになっています。
住所 | 東京都江東区豊洲2-5 |
「傷だらけの天使」ロケ地 代々木会館
続いて紹介するのは、ロケ地としても利用されている「代々木会館」です。現代的な建物に囲まれたレトロ感あふれるビルになっています。傷だらけの天使のロケ地とされているのですが、その時に使われた名称はエンジェルビルとなっています。
ただ、残念ながら代々木会館は解体工事が完了してしまったので、もうアクセスすることができない東京都内の廃墟になります。
当時の写真などはインターネット上にも残っているので、気になる方はチェックしてみるのがおすすめになります。建物内に入れた時の内部の写真なども残されているので、昭和を感じられる景色を写真からでも楽しむことができるでしょう。
住所 | 東京都渋谷区代々木1 |
パラボラアンテナが印象的な府中米軍基地跡
パラボラアンテナが設置されている「府中米軍基地跡」は、終戦後には、米軍の司令部を置いた府中基地の通信施設と米軍住宅の跡が残っている場所となっています。印象的なパラボラアンテナも納得できるでしょう。周囲を散策するだけでも楽しめる場所です。
国有地になっているので中に入ることはできませんが、遠目でもみられるパラボラアンテナを見に行こうとアクセスする方が多い人気の場所の一つです。一部解体作業が行われたので、建物などがなくなっている場所もあるので注意しましょう。
住所 | 東京都府中市浅間町1-12 |
電話番号 | 042-364-4111 |
老朽化の進む奥多摩湖ロープウェイ
心霊スポットとしても有名で廃墟マニアの中でも有名なのが、東京都内の廃墟で「奥多摩湖ロープウェイ」です。約50年近くそのままにされているので、老朽化が進んでいる場所としても知られています。営業をしていたのは、わずか4年という短さのロープウェイ。
所有権を持っている方が誰なのかなど会社の所在も含めて不明になっているので、解体工事が行われずに残されているとされています。
アクセス方法がある廃墟となっているのですが、途中は山道を登らなくてはいけない箇所があるので危険とも言われています。石段なども途中からなくなってしまうので、奥多摩湖ロープにアクセスする際には十分に注意しなくてはいけません。
住所 | 東京都西多摩郡奥多摩町川野付近 |
爆裂痕を残している旧日立航空機株式会社変電所
次に紹介していく東京都内の廃墟は、東大和市指定文化財となっている「旧日立航空機株式会社変電所」です。軍需工場の変電所となるのですが、3度の空襲による攻撃でも奇跡的に残った建造物とされています。建物には爆裂痕などが残っているのも特徴です。
戦争を知らない現代の方でも、当時の空襲などの攻撃の凄まじさを感じることができる廃墟となっています。廃墟探索でアクセスする中でも、当時の背景を感じられるでしょう。
指定文化財になっているので、廃墟ではありますが観光スポットとしても知られている場所です。西武拝島線・多摩モノレールの玉川上水駅から徒歩で約5分の場所にあります。気軽にアクセスできる廃墟になっているので、ぜひ足を運んでみてください。
住所 | 東京都東大和市桜が丘2 |
電話番号 | 042-567-4800 |
バブル期には賑わいを見せた八丈島オリエンタルリゾート
最後に紹介するのは、日本三大廃墟の一つに数えられている「八丈島オリエンタルリゾート」です。海外旅行などが高くて庶民的ではなかった時代に建設された大型ホテルとなるのですが、一般的にいろんな場所への海外旅行の人気と共に閉業してしまいました。
閉業したのは2005年になるので、比較的新しい廃墟の一つになります。外観などは綺麗な状態で残っているのも特徴と言えるでしょう。
廃墟としての大きさも日本最大級と言われているので、一見の価値があると言えるでしょう。トリック劇場版2のロケ地としても使用されている廃墟になっています。東京の八丈島にアクセスする場合には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 東京都八丈町三根 |
東京の廃墟で起こった心霊現象とは?
最後に、東京都内の廃墟で起こったとされている心霊現象について紹介していきます。東京都内には廃墟がいろいろありますが、その全てが心霊スポットになっているわけではありません。ごく一部の廃墟になっているのですが、心霊現象は多い場所もあります。
先述した廃墟の中では、東京の奥多摩湖ロープウェイが有名でしょう。駅にはロープウェイが残されているのですが、そこでは女性の霊が目撃されたこともあるようです。足音やラップ音なども聞こえることが多いとされています。
他にもとう廃墟で多い心霊現象と言えば、声でしょう。鳴き声や呻き声など種類は廃墟によって異なる部分がありますが、心霊スポットと噂される場所では多発しているようです。一説には、恐怖心が引き起こす現象とも言われています。
夜間にアクセスする場合には恐怖心があるので、幻覚や幻聴を聞いてしまうとも言われています。東京都内の廃墟で伝えられている心霊現象も真実はわかりません。本当に何かがあるのかもしれないので、アクセスする際には注意しておきましょう。
東京にも廃墟がこんなにあった!
東京都内にある廃墟について紹介しましたが、東京都内には駅から近い場所にある廃墟などたくさんあります。現在は解体されてしまい建物がなくなっている場所などもありますが、気軽にアクセスしやすい廃墟としては駅から近い場所はおすすめです。
また、東京都内の廃墟だから現代に伝えられる建物もあります。廃墟探索は敬遠していた方も、当記事を参考にしてとう廃墟の魅力を堪能していただけたら幸いです。いろんな魅力があるので、ぜひ一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。


