奥多摩ロープウェイは廃墟となった心霊スポット!行き方や口コミは?

心霊スポットとして有名な奥多摩ロープウェイは動画撮影で映り込む、心霊写真を撮影してしまったなど、色々な心霊現象が起きています。そんな奥多摩ロープウェイで心霊現象が撮られた撮影ポイントや口コミ情報、廃墟となった歴史、行き方などを紹介していきます。

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奥多摩ロープウェイとは

東京都の北西部に位置し多摩地域にある奥多摩町にある、山梨県に跨る奥多摩湖。1957年に出来た当時は、世界最大と言われていた貯水池で、今でも水道専用日本最大を誇っている大きな湖になります。そんな奥多摩湖を横断していたのが奥多摩ロープウェイです。

そして、奥多摩ロープウェイは、廃墟や心霊スポットとして多くの人が肝試しや廃墟探索で訪れる人気の場所になります。そこで、奥多摩ロープウェイで起こる心霊現象が撮影されたポイント、心霊体験の口コミ、行き方など心霊スポットとしての情報を紹介します。

都内に残る廃ロープウェイ

世界各国に廃墟はたくさんありますが、それは東京都内も同じです。奥多摩ロープウェイも廃墟と化してしまっていて、今現在は運行をおしていません。奥多摩ロープウェイが廃墟となってしまってから、今現在まで続く約50年の間廃墟となっている場所になります。

そんな長い年月の間をかけて今の廃墟と化した奥多摩ロープウェイだからこそ、廃墟マニアにも人気がある場所になります。そして、当時のロープウェイ自体もそのまま廃ロープウェイとして残っていますので、廃墟探索としては見どころもある場所になっています。

奥多摩ロープウェイのこれまでの歴史

心霊現象の口コミ情報や行き方などを紹介して行く前に、まずは奥多摩ロープウェイの歴史について紹介していきます。廃墟となってしまった奥多摩ロープウェイですが、もちろん運行していた時にはたくさんの人が訪れ利用していた人気の場所でもありました。

そんな奥多摩ロープウェイが出来た当時から、廃墟となってしまった今現在までの歴史を知っておくと、より一層廃墟探索を楽しむ事ができます。では、心霊スポットの廃墟となってしまっても、多くの人が訪れる奥多摩ロープウェイの歴史を見ていきましょう。

1962年に観光客向けとして開業

奥多摩ロープウェイは、奥多摩湖上を走るロープウェイとして1962年に開業されました。全長にして622メートルになる長さを誇る奥多摩ロープウェイは、奥多摩湖を一望する事ができることから絶景を見る人が多く訪れ、開業した当時は人気がありました。

利用客がもっとも少ない時には約5万人しかいませんでしたが、運行が最後の年には約10万人の利用客を乗せていた奥多摩ロープウェイは、もともと登山客などが利用する事を目的として作られました。そして、日本初の湖上を走るロープウェイが生み出されました。

当時の料金は今の金額で1200円

当時の運行料金は、片道110円という金額でした。今考えると安く感じる金額で平均的なロープウェイの金額になりますが、当時の110円は今の金額にすると片道1200円の金額になります。当時の1962年代にしては、110円は高い料金だったのかもしれません。

そんな、奥多摩ロープウェイの運賃も最後の運行の年には値引きがされて運行されました。切符の上から押されたハンコが値引きの証明となり、金額は80円も安くなりました。なので、もっとも利用客の多い最後の年はわずか片道20円で乗る事ができました。

わずか4年で閉業し所有者も不明

奥多摩ロープウェイは、わずか4年という期間の運行で閉業されてしまいました。日本初の湖上を走るロープウェイとされていたのですが、奥多摩湖に橋がかかってしまった事もあり奥多摩ロープウェイの利用客は大幅に減ってしまった事が原因とされています。

そんな奥多摩ロープウェイの所有権を持っていた会社ですが、その会社がどうなったのかをはじめとして責任者本人も行方不明になっています。この事実もまた、奥多摩ロープウェイを廃墟の心霊スポットとして拍車をかけている要素の一つになっています。

撤去されずに残り続ける

廃墟となってしまってから約50年の年月が過ぎている奥多摩ロープウェイですが、撤去や解体が行われずに残ってしまっています。もちろん、廃墟としての期間が長いため老朽化が進んでいるので事故などの危険性は自治体も指摘して来た場所になります。

ですが、先述したように所有権を持っている会社そのものの行方が分からない事もあり、解体にかかる費用の請求先がないとされています。また、規模の大きさから莫大な費用が発生してしまうため奥多摩町も東京都も手が出せない状況になっていると言われてます。

廃墟となった奥多摩ロープウェイ

廃墟となる奥多摩ロープウェイには、立ち入る事ができなくなってしまっている場所もあります。もちろん、それ以外にも廃墟探索をする場合には見て回れる場所も多数あります。中には心霊現象が起きているポイントも多数存在している場所になります。

心霊現象が多数撮影されている奥多摩ロープウェイですが、廃墟として今現在はどのようになっているのかを紹介していきます。奥多摩ロープウェイで起こった心霊現象や行き方も大事ですが、まずはどのような姿をしているのかを順番に見ていきましょう。

かわの駅(立入禁止)

奥多摩ロープウェイの廃駅の一つがかわの駅になります。3つあると言われているかわの駅へのうちの一つのルートはたどり着く事ができないと言われています。そしてもう一つのルートはかわの駅に行く事ができる道とされてますが立ち入り禁止になっています。

心霊スポットとして有名な場所になり、駅からもアクセスしやすいとされているので多くの人が訪れるようになりました。そのため、老朽化による危険な理由などから地元民が、立ち入り禁止だから行けないと説明している状態になっているとされています。

住所東京都西多摩郡奥多摩町川野262

みとうさんぐち駅

奥多摩ロープウェイのもう一つの駅が、みとうさんぐち駅になります。かわの駅と違い立入禁止になっているわけではありませんので、こちらが奥多摩ロープウェイの探索できる駅になります。ロープウェイも停車していますので見どころはある駅になります。

そのため、奥多摩ロープウェイの心霊現象が撮影されている場所のほとんどが、昔入れたかわの駅とこちらの駅になります。廃墟マニアの方にも有名で人気が高い心霊スポットの駅になりますので、みとうさんぐち駅に行く場合には十分注意するようにしましょう。

住所東京都にし奥多摩郡奥多摩町川野

駅舎の外側

みとうさんぐち駅が立っている場所は、崖のすぐ近くになります。パッと見ただけでも、建物そのものの老朽化がわかるほどの駅になります。鉄骨などが残っていますので、もともとの原型も安易に想像する事ができる建物になっていますので見つけやすいです。

そんな、奥多摩ロープウェイは廃墟となって約50年になりますので、駅の周りには草木が多く生い茂っている場所になります。自然の力で荒れ放題になっていると言っても過言ではないのが、奥多摩ロープウェイの駅になりますので気をつけてください。

駅舎内の様子

駅の内部も当時のままで、廃墟に多く見られる落書きなども少ないので比較的綺麗な状態となっています。建物自体が1962年と古いのもあり、木製のドアが設置されていて今のロープウェイと比べても歴史を感じる事ができる駅とも言えるかもしれません。

奥多摩ロープウェイの内部にはトイレや機械室もありますが、どちらも探索する事ができるようになっています。もちろん、比較的綺麗な状態であっても内部には崩れている箇所もありますので、駅舎内に入って廃墟探索をする場合には注意するようにしましょう。

ケーブルの支柱

奥多摩ロープウェイには、ケーブルを繋いでいる支柱もそのままの状態で残っています。その姿も約50年の長い間放置されていたため全体的に錆び付いてしまっている状態になります。また、多くのツタが絡まっているので50年の長さを感じる事ができます。

そんな、奥多摩ロープウェイのケーブルの支柱は駐車場内に設置されていますので、近くまで行く事ができるようになっています。また、支柱ごしに奥多摩湖を一望する事ができますので、廃墟とは別にちょっとした景色を楽しむことができるようになっています。

「みとう号」と「くもとり号」

奥多摩ロープウェイには、みとう号とくもとり号の2台のロープウェイが動いていました。その内のみとう号は、今もみとうさんぐち駅に停車したままの状態になっています。ガラスやドアは無くなっている状態ですが、ロープウェイとして今も残っています。

ピンク色の車体の正面には、みとうと書かれている文字もしっかり読む事ができる状態になっています。運行していた当時は多くの人が利用していた、奥多摩ロープウェイのみとう号も当時の面影がしっかり残っているので見どころがあると言えます。

もう一台はかわの駅

もう一台のくもとり号は、かわの駅に残っています。くもとり号の名前の由来は奥多摩にある雲取山から来ていると言われていますが、当時の記録が残っていませんので実際はどんな由来なのかは定かではありません。見た目は、みとう号と変わりはありません。

みとうさんぐち駅と違って立入禁止になってしまっているかわの駅では、誰も訪れる事がないままでくもとり号はこの先もその場所に変わらずにあり続けるでしょう。そのため、みとう号と違って今後は荒らされてしまう事もないと言ってもいいでしょう。

奥多摩ロープウェイの心霊現象に関する口コミ

多くの心霊現象が起きている奥多摩ロープウェイには、撮影された心霊写真も存在しています。そんな心霊現象の体験談が多く語られているのが、奥多摩ロープウェイの口コミ情報になります。そして、口コミ情報があるから心霊スポットとして有名になりました。

ここで、心霊スポットとして有名になった奥多摩ロープウェイの口コミ情報を紹介していきます。どんな心霊現象が起きてしまっているのかを、体験談をもとにした口コミ情報をもとにまとめましたので、それぞれの目撃や撮影された心霊現象を見ていきましょう。

半裸の女性の幽霊

奥多摩ロープウェイで、実際の幽霊を見たという口コミの一つが半裸の女性になります。目撃談があるのは、ロープウェイの中になります。もちろん、奥多摩ロープウェイに行った人が必ず見てしまうわけではありませんので、見ていないという口コミもあります。

特に被害があったという口コミが無いのですが、昼夜問わずに見られていますので奥多摩ロープウェイの探索時には十分注意してください。また、なぜ半裸の女性が目撃されているのかも不明とされていて、霊感がある人は危険と言われてますので気を付けましょう。

鏡に映る女性

同じ半裸の女性の幽霊かは分かりませんが、駅舎内の中でも女性の霊を見たという口コミ情報もあります。駅舎内のどこの部屋というのは語られてはいませんが、割れた鏡がありその中に女性が映り込んで微笑んでたという内容の口コミ情報があります。

ゴンドラで目撃されている半裸の女性とは、全くの別の女性の幽霊の確率の方が高いのですが、全く別の女性の幽霊である場合には至るところに幽霊が居ると言えるのかもしれません。駅舎内に入って鏡を見つけた場合には、注意して気をつけるようにしましょう。

首無しライダーの幽霊

色々な地域で語られる事が多い首なしライダーですが、奥多摩ロープウェイでも首なしライダーの話は存在しています。ですが、走行中に首なしライダーに追い掛けられた口コミや、首なしライダーを見てしまったという内容の口コミは見受けられません。

そのため、奥多摩ロープウェイの首なしライダーの話は噂に過ぎない状態になっています。また、色々な地域で話があるように都市伝説として語られている部分があると言えるでしょう。ですから、実際の話と違い首なしライダーを見る事はできないでしょう。

近隣道路で事故があった

奥多摩ロープウェイで首なしライダーの噂がある要因の一つとして、奥多摩ロープウェイ付近の道路で事故が多いのが原因と言われています。そして、奥多摩ロープウェイ付近の道路で多発しているとされる交通事故は、毎年起こっていると言われています。

その中で、バイクで事故を起こしてしまった人がいたのかもしれません。ですから、首なしライダーの噂の出所はそんな事故の数々の中とされています。もちろん、事故の原因が奥多摩ロープウェイで噂されている首なしライダーかもしれないが真実はわかりません。

写真に映り込む白い物体

撮影された心霊写真の中では定番と言えるかもしれませんが、奥多摩ロープウェイで撮影された心霊写真にはオーブが映り込んでいるのが一番多いとされています。これは、メディアでも取り上げられていますので有名な話になっている内容になっています。

また、オーブではなく白いモヤを撮影してしまったという体験談もあります。どちらも撮影されてしまった場合には、しっかりとお焚き上げをする事をおすすめします。特に、赤い色のオーブや影を撮影してしまった場合には危険ですので気を付けましょう。

奥多摩ロープウェイの人気動画

奥多摩ロープウェイでは心霊写真の撮影だけではなく、動画もたくさん撮影されています。動画を見る事ができるサイトはたくさんありますが、色々なところで見る事ができるようになっています。そんな撮影された動画にも心霊現象が写っているのもあります。

ここで、奥多摩ロープウェイで撮影されている動画について紹介していきます。奥多摩ロープウェイへの廃墟探索に行く前に、一度どんな現象が起こっているのかを動画を通して見るのもおすすめになりますので、奥多摩ロープウェイへ行く前の参考にしてください。

奥多摩ロープウェイのドローン撮影動画

老朽化が進んでいる廃墟になりますが、ドローンを使って撮影されている動画があります。画質も綺麗なことから、再生回数も多く人気の高い動画になります。ドローン映像は時間も短いので細部まで細かく動画に撮影されているわけではありません。

ですが、奥多摩ロープウェイの様子は観察することができる映像になっていますので、一度は見てみる価値がある映像と言えます。奥多摩ロープウェイに行こうと考えている方は、まずは日中撮影されたドローン映像からどんな場所か見てはいかがでしょうか。

奥多摩ロープウェイの心霊動画

心霊スポットとして有名な奥多摩ロープウェイには、心霊動画もたくさんあります。色々な心霊現象が起きている奥多摩ロープウェイで撮影された心霊動画には、数々の心霊現象が残されていますので心霊系が好きな方には特におすすめになります。

実際の幽霊の姿が撮影された映像はありませんが、足音や謎の音がはっきりと残されているのが多数ありますので、こちらも見る価値はあります。特に、奥多摩ロープウェイに行こうと考えている方は、どんな現象があるかまずは見ることをおすすめします。

奥多摩ロープウェイには心霊曰くがない

心霊スポットとされている場所には、何かしらの事件や事故などがあり曰く付きとなってしまった場所がほとんどですが、心霊現象や幽霊の目撃談がある奥多摩ロープウェイですが、運行していた4年間も含めて事件や事故があったとされている場所ではありません。

そのため、奥多摩ロープウェイがなぜ心霊スポットとなってしまったのかはわからない状態になっていますが、これには付近で起きている事故が原因という説や水辺が近いことが原因とする説など多数存在していますがどれも定かではありません。

人がいないから集まる

廃墟では陳霊現象が多いとされていますが、その理由として人がいないからと言われています。廃墟には、撮影を含めて色々な人が訪れる場所でもありますが、住んでいる人がいない場所には霊が集まりやすいとされています。

奥多摩ロープウェイは廃墟として現在までやく50年にもなりますので、人がいないこの地にも霊が住みついてしまったのかもしれません。特に、立入禁止になったかわの駅には今後も霊が増えて行く可能性も高いと言えるでしょう。

奥多摩ロープウェイへの行き方

最後に、奥多摩ロープウェイへの行き方を紹介していきますが、今回紹介していくのは立入禁止になっていない、奥多摩ロープウェイのみとうさんぐち駅への行き方になります。ですが、先述したように奥多摩ロープウェイ付近の道路が事故が多い場所になります。

行き方としては、事故があるとされている道路を通らないと行けないので、奥多摩ロープウェイのみとうさんぐち駅に行くときには気をつけるようにしましょう。では、奥多摩ロープウェイへの行き方を紹介していきますので見ていきましょう。

廃墟散策では安全に十分注意

廃墟となっている奥多摩ロープウェイは、長い年月になってしまっています。比較的綺麗な状態になっている場所もありますが、廃墟として荒れている場所や老朽化によって危険な場所もたくさんありますので、探索するには十分に注意が必要になります。

奥多摩ロープウェイは高所に作られていますので、命に関わってしまう危険性もあります。特にゴンドラには注意が必要になります。目撃談が多いことから中に入って撮影する方も多いのですが、老朽化で床が落ちてしまうなどの危険があるので気を付けましょう。

アクセス方法

みとうさんぐち駅への行き方になりますが、まずはケーブルの支柱がある川野駐車場に向かいます。川野駐車場は奥多摩周遊道路の奥多摩側の入り口にありますので、鉄塔であるケーブルの支柱を目印にして向かうと駐車場に行きやすくなります。

そこからの行き方は、まず対岸に渡る必要があります。そこに、石段を見つける事ができるので、みとうさんぐち駅への行き方としてはその石段を登っていくことになります。登っていくと、みとうさんぐち駅のロープウェイが泊まっている場所が見えてきます。

途中から道がなくなる場所がある

石段を登って行く行き方になりますが、途中から石段は無くなります。道と呼べる場所も無くなってしまいますので、こちらを使う行き方は大変危険とされています。また、斜面も急になってしまっている場所も多数ありますので気を付けましょう。

特に、足元が滑りやすくなってしまっているので、自信が無い方は怪我をしてしまう可能性があります。ですが、みとうさんぐち駅への行き方はこちらからの方法しかありませんので、廃墟探索に向かう際には足元を含めて十分に注意するようにしてください。

忘れ去られた奥多摩ロープウェイ

たったの4年間の間しか運行していなかった奥多摩ロープウェイには、多くの心霊体験をした人が存在しています。メディアでも取り上げられたことから、廃墟としてでなく心霊スポットとして有名になってしまった場所ですが、古いこともあり危険な場所です。

特に心霊撮影が目的で夜間に訪れる時は、真っ暗な場所になるのでさらに危険と言えるでしょう。奥多摩ロープウェイに向かう場合には足元だけではなく心霊現象にも十分な注意が必要になりますので、体調が悪くなるなどがあったら引き返すのをおすすめします。

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