埼玉県には、現在ハイキングコースとして人気の、自殺があった心霊スポットとして有名な鎌北湖があります。廃墟となったユースホステルの鎌北湖レイクビューや旅館もあり、今回はそんな鎌北湖の心霊現象や歴史、タンクローリーや閉鎖された廃墟について掘り下げていきます。
「鎌北湖」は埼玉県にある湖でハイキングに人気!
埼玉県にある「鎌北湖」と呼ばれるスポットをご存知でしょうか。鎌北湖は現在ハイキングに人気のエリアとなっています。しかし、そんなハイキングに人気の鎌北湖ですが過去に近くの旅館で自殺者が出たり、近隣にあるユースホステルの鎌北湖レイクビューが閉鎖したという過去があるようです。
そして最大のポイントが、鎌北湖で心霊現象を体験した人がいるということです。今回はそんな鎌北湖での心霊現象や現在の様子、自殺者が出た場所や放置されているタンクローリーの謎について掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
怖い噂の多い心霊スポットで知られる!
先ほども述べたように近隣の旅館で自殺した人がいたり、謎のタンクローリーが放置されている鎌北湖は、怖い噂が多い心霊スポットとなっています。怖い噂や心霊現象が多いと言われている鎌北湖ですが、それは鎌北湖の歴史に関係しているようです。そのため、今回は鎌北湖の歴史についても詳しく掘り下げていきましょう。
また、近くのユースホステルの鎌北湖レイクビューや旅館の情報についても触れています。最後には鎌北湖へのアクセス方についてもご紹介していますので、ハイキング目的で行きたいと考えている人は必見です。
「鎌北湖」の歴史と概要
鎌北湖のことを知らなかったという人はもちろんですが、心霊スポットに行く前にその場所の歴史を知りたいと考えている人もいるはずです。そのため、まずは鎌北湖のこれまでの歴史と概要について掘り下げていきましょう。
1935年に農業用貯水池として作られた
まずが、鎌北湖の歴史についてです。鎌北湖の歴史が始まったのは1935年です。1935年に作られた鎌北湖は、もともと農業用貯水池として作られたそうです。現在はハイキングコースとして人気のある鎌北湖ですが、その歴史は人工的に作られた湖ということになります。このように作られた人工湖は、幽霊が多く集まるという噂があるようです。
戦後に鎌北湖と呼ばれるように!
鎌北湖の歴史についてですが、鎌北湖と呼ばれるようになったのは戦後です。鎌北湖と呼ばれるようになったきっかけは町の観光協会です。町の観光協会が鎌北湖と呼ぶようになったため、それから名前が決定しました。
別名「乙女の湖」と呼ばれる
現在鎌北湖と呼ばれるようになりましたが、別名「乙女の湖」と呼ばれることもあります。別名乙女の湖と呼ばれるようになったのは、湖がひっそりとした佇まいがあるからです。しかし、そんな乙女の湖というひっそりとした佇まいのイメージとは裏腹に、現在は心霊スポットとして有名になってしまっています。
桜や紅葉の名所としても有名!
様々な歴史のある鎌北湖ですが、現在は桜や紅葉の名所としても有名です。近くに閉鎖した廃墟があることから足を運びづらいと感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、桜や紅葉の名所としての歴史も長いことから、鎌北湖へは並みや紅葉を見に訪れるという人もいるようです。気になるという人は、ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。
釣りはできる?
ハイキングとして有名な鎌北湖ですが、釣りをすることもできます。現在でも釣りに訪れる人がいるようですので、ハイキングだけでなく釣りをしたいという人にも人気がありました。しかし、現在は既に水が抜かれてしまっているため釣りを行うことはできません。水が抜かれたのは2019年10月です。
「鎌北湖」が心霊スポットの理由
鎌北湖のことを知りたいと思っている人の多くは、これまでの歴史よりも廃墟になってからの心霊現象なのではないでしょうか。そのため、ここからはなぜ現在鎌北湖が心霊スポットと呼ばれるようになったのかについて掘り下げていきます。
近くの旅館で発生した自殺の詳細や、廃墟となったユースホステルの鎌北湖レイクビューについてご紹介していきましょう。また、敷地内の放置されている謎のタンクローリーについても触れています。
湖は自殺の名所と言われている
鎌北湖は現在、自殺の名所として全国的にも広く知られています。水がある場所では入水自殺をする人が多いそうですが、なぜか鎌北湖では練炭自殺や焼身自殺が発生しているそうです。その中でも特に有名なのは、車にガソリンをまいて焼身自殺をした人がいるという過去です。
特に、鎌北湖の自殺が発生しているのは駐車場が多いそうです。そのため、鎌北湖の駐車場には人を自殺に導く何かがあるのかもしれません。実際に鎌北湖や近くの廃墟に訪れるという人は注意して足を踏み入れるようにしましょう。
周辺にある旅館やホテルが不気味!
心霊スポットとして知られている鎌北湖ですが、その周辺には旅館やホテルが存在しています。温泉や美味しいグルメを楽しめることから、旅館もホテルも人気がありました。しかし、廃墟となってしまった現在、旅館やホテルは不気味な雰囲気を漂わせています。特に、廃墟に訪れた人が残した落書きがより恐怖心を煽ることでしょう。
山水荘という旅館で集団自殺があった?
鎌北湖の近くには、山水荘と呼ばれる旅館がありました。現在は廃墟となってしまった旅館ですが、そこでは過去に集団自殺があったという噂があります。実際に旅館で集団自殺があったのかは定かではありません。しかし、旅館の近くにある駐車場では集団自殺が発生しており、その際は練炭自殺が行われたそうです。
その集団自殺があったことから、廃墟近くでは青白い顔をした幽霊が出没するという噂があります。特に、釣りをするために駐車場を利用する人が幽霊を目撃することが多いようです。
オーナーも自殺?現在は閉鎖され廃墟に!
次は、旅館が廃墟になってしまった理由についてです。現在廃墟となってしまった山水荘は、2011年に不審火によって本館が焼失してします。その後、旅館のオーナーである男性は病気であることを理由に自殺をしてしまいました。オーナーが首吊り自殺をした廃墟ということで、山水荘も有名な心霊スポットとして知られるようになったそうです。
ユースホステルの鎌北湖レイクビューも閉館
廃墟となった旅館の近くには、ユースホステルの鎌北湖レイクビューと呼ばれる廃墟も存在しています。ユースホステルの鎌北湖レイクビューは閉館してからは廃墟にはならず、公共の宿泊施設として運営していたようです。しかし、それも平成27年には無くなり現在は廃墟になってしまいました。
現在廃墟になってしまったユースホステルの鎌北湖レイクビューでは、心霊現象は報告されていません。しかし、廃墟からはかなり不気味な雰囲気が漂っていますので、気になるという人はぜひユースホステルの鎌北湖レイクビューにも足を運んでみてください。
敷地内に謎のタンクローリーが!
廃墟に放置されているタンクローリーというのは、閉鎖したユースホステルの鎌北湖レイクビューの敷地内にあります。このタンクローリーは、温泉を運ぶのに使われていたそうです。タンクローリーに温泉の水を入れて秩父から運んでいたようで、そのタンクローリーが山奥に放置されてしまっています。
このタンクローリーは少し入りづらい場所にあることから、なぜ放置されているのか気になるという人も多いでしょう。温泉を提供していたタンクローリーですので、ユースホステルの鎌北湖レイクビューには欠かせないものだったといえます。
「鎌北湖」の怖い噂とは?
ユースホステルの鎌北湖レイクビューが閉鎖したり、敷地内に謎のタンクローリーがあるなど鎌北湖は謎に包まれています。その中でも多くの人が特に注目しているのは、怖い噂についてです。鎌北湖では現在、様々な心霊現象が起こると言われています。ここからは実際に体験した人の証言をもとに、怖い噂について詳しく掘り下げていきましょう。
鎌北湖に行ってみたいと考えている人はもちろんですが、心霊現象が気になるという人はぜひ参考にしてみてください。
怖い噂①作業服姿の霊を見る
鎌北湖に行くと、作業服を着た幽霊が現れると言われています。作業服を着ているのは土木建築系の男性で、幽霊を目撃した人はじっと視線を向けられていたそうです。しかし、だからといって何か危害を加えられたわけではなく、無表情で佇んでいました。後日友人にその話をすると、いつも彷徨っている幽霊だということを聞かされます。
鎌北湖は幽霊が多数漂っていると推測されていますが、心霊現象を体験した人のは作業服姿の幽霊を見ただけのようです。ただ、中には他の姿をした幽霊を見たことがあるという人もいる可能性は否定できません。
怖い噂②男性の声が聞こえる
怖い噂が多いことから、興味本位で鎌北湖に足を運ぶという人も少なくありません。その中で、男性の声を聞いたという人がいます。実際に声を聞いた人は夜中の鎌北湖に訪れており、助けを求めるような声を聞いたそうです。どこから男性の声が聞こえてきたのかは定かではありませんが、鎌北湖の周囲ということは間違いないでしょう。
怖い噂③駐車場に霊がいる
鎌北湖の駐車場では、車にガソリンをまいて焼身自殺した人がいます。それが理由なのか、駐車場に幽霊が出没することが多いようです。そのため、鎌北湖で心霊現象を体験したいと考えている人は、ぜひ駐車場に足を運んでみてください。ただ、鎌北湖では駐車場で焼身自殺する人が多いことから、駐車場に何か良くないものがあるのかもしれません。
怖い噂④写真にオーブが写る
心霊現象が起きる場所で写真を撮ると、オーブというものが写ることがあります。このオーブとは白い光のようなもので、たくさん写るとそこにはそれだけ多くの幽霊がいるという証になるそうです。人工湖の鎌北湖でも写真を撮影するとオーブが写るため、幽霊が鎌北湖の周りを彷徨っているということになります。
「鎌北湖」のアクセス&駐車場情報
鎌北湖は近くに旅館で自殺が発生したり、ユースホステルの鎌北湖レイクビューが閉鎖したり、謎のタンクローリーのある心霊スポットとなっています。現在はハイキングコースとして近くに訪れる人もいるようです。そのため、ハイキングのために鎌北湖へ訪れたいと考えている人もいることでしょう。
ここからはそんな鎌北湖へのアクセス方法や駐車場情報について掘り下げていきます。事前にアクセス方法を知っておくことで、スムーズにアクセスすることができるはずです。
アクセス情報
鎌北湖へアクセスする際は、車を利用するようにしましょう。最寄り駅は東武越生線東毛呂駅ですが、そこからは徒歩で60分ほどかかってしまいます。車が利用できないのであれば、タクシーを利用するのがおすすめです。
駐車場は?
鎌北湖の周囲には駐車場が用意されています。一番近いのは鎌北湖第1駐車場で、ここにはトイレも設置されていることからほとんどの人が利用するようです。車で鎌北湖へアクセスする際は、ぜひ鎌北湖第1駐車場を利用するようにしてください。
「鎌北湖」の基本情報
住所 | 〒350-0452 埼玉県入間郡毛呂山町大谷木735−1 |
アクセス | 東武越生線東毛呂駅から徒歩で60分 |
営業時間 | なし |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
埼玉の有名な心霊スポット3選!
閉鎖した旅館やホテルがある鎌北湖ですが、現在はハイキングスポットとして人気があります。しかしその反面、心霊スポットとしても有名です。鎌北湖は全国的にも有名な心霊スポットですが、埼玉県には他にも有名な心霊スポットが存在しています。ここからはそんな埼玉の心霊スポット3選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①下久保ダム
下久保ダムは心霊スポットとして有名な場所で作業服姿の幽霊を見たり、ここで自殺した人の幽霊が出るという噂があります。他にも、下久保ダムの周囲にある家では惨殺事件が起きたという噂もあるようです。その真相は定かではありませんが、全国的にも知られている噂となっています。
②アフリカケンネル
アフリカケンネルは、1993年に発生した「埼玉愛犬家連続殺人事件」の舞台となる場所です。もともとペットショップとして営業していたアフリカケンネルですが、殺害された人は犬の殺処分用の毒薬などを飲まされたと言います。働いていた店主が都合の悪い人を消していたとされており、知られているだけで4名が犠牲となっているようです。
しかし、実際にはアフリカケンネル経営者の周囲では30名以上の人物が行方部名になっているという噂もあります。そのため、アフリカケンネルの近くではその犠牲者の幽霊が出てしまうのではないでしょうか。
③ダイアナ研究所
ダイアナ研究所は現在閉鎖されていますが、過去に人体実験をしていたという噂があります。元々は結婚式場として運営していましたが、その後宿泊施設や福祉大学の寮として使われたそうです。ただ、人体実験をしていたという噂についてですが、地下に繫がる入り口は未だに見つかっておらず、噂はデマなのではないかという声も上がっています。
怖いだけじゃない「鎌北湖」に行ってみよう!
現在はハイキングスポットとして利用されている鎌北湖ですが、心霊現象が多発しています。また、周囲には閉鎖している旅館やホテルがあり、そちらも怖い雰囲気が漂っているようです。そのため、鎌北湖に訪れる際はぜひ閉鎖されている建物にも足を運んでみてはどうでしょうか。
実際に閉鎖された建物で心霊現象が起きたという報告はありません。しかし、閉鎖された建物も鎌北湖同様肝試しスポットとして最適ですので、夜に訪れるというのもおすすめです。


